川を旅する (ちくまプリマー新書 63)
川を旅する (ちくまプリマー新書 63) / 感想・レビュー
deerglove
小さい頃から川が好きだった。学校の往き帰りに川沿いを歩き、葉っぱや舟を浮かべて遊んだ。やがて川に入り、石を拾ったり魚を追ったりするようになり、足を伸ばして上流地域でキャンプをした。池内さんがここで書かれているような川をめぐる歴史や土地の暮らしとのかかわりをしっかり意識していたかどうかはわからないけれど、社会人になって山に入るようになってからは、それまで以上に「川の風土」や「川の文化」について考える機会が増えた気がする。それもこれも日本の川の魅力なのだと再認識した次第。
2015/02/22
a6
p.204 川は土地ごとの条件に従っており、一つの地域で実現したことでも、隣りでは生かせない。/▽川一つ一つの持つ物語とそこに住む人の生活を実地に訪れて見聞きしたことが詰まった言葉のように感じた。
2021/04/07
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