いちばんさいしょの算数 1 (ちくまプリマー新書 83)
いちばんさいしょの算数 1 (ちくまプリマー新書 83) / 感想・レビュー
かおりんご
教育書。どの年代をターゲットにしたいのかが曖昧だったけれど、算数の基礎の基礎が分かります。たし算やかけ算の仕組みに焦点を当てているので、これらを念頭に、授業を構築するのがいいのではないかな。1、2年生のこういう数学的考えが元となって、その後の算数・数学に繋がっているので、教員としては知っておくべき内容。もっとも、学習指導要領を詳しく説明しただけとも言えますが。算数が苦手な子が読むとしたら、高学年から中学生にかけてがいいのかな?絵もないので、回りくどい説明に、小さい子は嫌になるかと思います。
2016/08/03
太田青磁
数字とたし算のつながりがわかりやすい。面倒でもパターンを網羅することが本質的な理解につながるのかも。ブタとかカバとかは作者の趣味なのだろうけどやりすぎな感じで、ちょっと混乱しそうですね。かけ算は九九を覚えるのではなくしくみを説明するのが本質的な気がしました。
2012/12/18
♨️
1から10まで数えられるなら、はじめから算数が苦手なわけではなかったのです、というところから始まって、「もう一個」「もう一個」と2, 3という数を決めていくときにすでにたし算があったのだ、「一個と、もう一個と、もう一個と、もう一個と…」ってやっていくとき「1が何個でしょ」とあなたが思ったのは、あなたがかけ算をわかってる証拠だよ、となる。
2021/08/20
ayumyn
2がブタで3がカバで…カボチャシマウマジャンボプリンは79!数字の仕組みについては面白かったけど、確かにたし算についての説明がかなりしつこい。でも872×12= に対して「おそろしい」という感想を持つあたりはなんだか好き。
2011/04/22
Sugar
しつこいほど丁寧に「数とは? たし算とは?」を解説してくれた。数学嫌いな子に読ませたら,・・・よけいいやがるだろうか?計算苦手でも考えるのが好きな子だったら面白がりそう。
2009/06/03
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