富士百句で俳句入門 (ちくまプリマー新書 218)
富士百句で俳句入門 (ちくまプリマー新書 218) / 感想・レビュー
ユーユーテイン
富士山を題材とした百句を集め、一句ずつ解説をした本。富士山に登っていたり、間近で見たり、遠景でみたり。不動の富士山なのに、季節ごとに人ごとに様々な姿を見せていて、いくつもの日本画を見ているようだった。春と新年の句が良かった。中でも愛らしいのが「初夢や猫も富士見る寝様かな」という一茶の句。ちっちゃな猫がでっかい富士の初夢をいい気分で見ている絵が浮かび、微笑ましい。これまでに富士の句はたくさん詠まれているが、これからも富士の句は詠まれ続けるだろう。季重なりの句の扱い方が多く紹介されていた。
2014/10/01
calaf
富士山関係の句で解説した俳句の入門書。簡単な事から書かれているので、何も知らなくても読めます。でも、、、この本で一番印象に残ったのは、「三浦しをんさんって、古書店員(アルバイト)だった事があるのか!!!」(ぉぃ (^_^;;; )
2014/09/08
瀧ながれ
富士山を題材にした俳句を挙げて、俳句の鑑賞のしかた、季語の解説などを易しく書いた本。四季いろいろあっておもしろく、富士山の雄大さを感じたが、わたし自身が富士山を日常的に見ないところに住んでいることもあり、実感は今ひとつという気がする。
2014/10/06
Tenouji
長らく積読していたので、消化読書かな…と思っていが、非常に良かった。俳句って非常にビジュアル的。かつ、言葉に対するセンスが必要。意味だけでなく、ニュアンス、音、響き、字面まで含めてね。
2015/10/17
mintia
富士山が嫌いな人いないでしょ?富士山見るとテンション上がるし。富士山の美しさを俳句で表現できていて面白かった。
2017/02/17
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