郊外の食卓 (にこにこブックス 29)
郊外の食卓 (にこにこブックス 29) / 感想・レビュー
草枕
料理が嫌いだけど、島田雅彦が料理の本を出したので載っているものはいくつか試した。各国の料理や食材について書かれている。「共産主義と中華料理」なんていうタイトルが島田雅彦らしい。お宅の冷蔵庫にマリアカラスの写真が貼ってあったのもらしさが出ていた。サイン会でサインをしてもらった想い出の一冊。
いのふみ
初めは妻の手料理を食べていたが、褒めず批評するので、妻がストライキに突入し、以後料理番をするようになった著者の食エッセイとレシピ集。好き嫌いが激しく、それまで料理も殆どしたこともなかったのに、食のマゾヒストにまで変貌し、癪に障るほどの知識の広さを身に付けるに至る。食の幅の広さと世界の文化の多様さに驚いた。
2013/01/14
ranba
島田雅彦はちょっと偏屈でおもしろい料理のできる昭和のハンサム
2009/04/12
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