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恋人たちの森・贅沢貧乏 森茉莉全集 第2巻

恋人たちの森・贅沢貧乏 森茉莉全集 第2巻

恋人たちの森・贅沢貧乏 森茉莉全集 第2巻

作家
森茉莉
出版社
筑摩書房
発売日
1993-08-01
ISBN
9784480700827
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恋人たちの森・贅沢貧乏 森茉莉全集 第2巻 / 感想・レビュー

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ゴロチビ

NHKの本を紹介する番組でお金持ちになりたい人向け?そんな文脈で薦めていた「贅沢貧乏」だけ読む。書かれた当時(60年も前)の物価が分かればより面白いと思う。時代を感じる仮名遣いも雰囲気があって良いが自分にはやはり読みにくい。お嬢様育ちの著者が、経済的には庶民に成らざるを得ないのだが、身に備わったもの(或いは備わって無いもの)がそれを許さない。現代の若者が持っているもの、持っていないものを著者の境遇に引き比べた時とても対照的に見え面白く感じた。いやそうじゃない、全く同じ、と見ることも出来るから面白いのかも。

2024/05/07

すいれん

文庫の「恋人たちの森」「枯葉の寝床」を至近距離にいる母に見つからないよう祈りながら読んだ14才の頃を思い出す(笑)耽美と退廃の不思議な世界を初めて知る。「贅沢貧乏」は声に出して読むとわけわからんくなるけども、黙読すると香気や毒気がじわじわくる。「或殺人」は、やや雑い感がする。けど、一貫したスタイルで好き。独特の漢字にルビふり。「贅沢貧乏」読むとチョコレエトをつまみたくなる。

2015/07/02

ゆりっぺ

1998年10月12日

空崎紅茶美術館

文体が好きです。なんというか、物語の空気が澄んでる。私が読んだ本自体が古めだったので、紙の香りにくらっときました。それにしても、少し残酷な話。

2008/06/20

『悪魔の仔たち』願望か?復讐か?

2020/07/05

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