KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

甘い蜜の部屋 森茉莉全集 第4巻

甘い蜜の部屋 森茉莉全集 第4巻

甘い蜜の部屋 森茉莉全集 第4巻

作家
森茉莉
出版社
筑摩書房
発売日
1993-06-01
ISBN
9784480700841
amazonで購入する

甘い蜜の部屋 森茉莉全集 第4巻 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

藤月はな(灯れ松明の火)

BGMはALI PROJECTの「聖少女領域」。再読しても精神はおっさんな私は曇り硝子のように感情に鈍くて弱いくせに高慢且つ狡猾なモイラが気に入りません。服部まゆみさんの「この闇と光」のレイアとお父様のモデルはやはり、モイラとモイラの実父であり、永遠に彼女を庇護する恋人でもある、物柔らかな悪魔のような林作なのだろうか。表題作は、森茉莉さんと彼女を溺愛した父の森鴎外氏の関係性と過ごした日々が下地になっているのだと思います。そしてモイラの雛型になった少年と男の罪と関係を描いた耽美小説も収録。

2013/05/06

すいれん

傲慢で従順。強烈なようで没個性。周囲がモイラに振り回されるだけじゃないか、と思いつつも。だらだら読んでいくうちに、ずんずん引き込まれてしまう。理想の自叙伝なのかしらん?これは頭の中で映像化すると楽しい小説だと思う。読み終えると必要以上に疲れる。

2015/07/24

ゆりっぺ

1998年11月10日

痴人の愛かナボコフのロリータか。「月の光の下で」は腐女子の妄想同人誌のようだ。

2020/08/05

感想・レビューをもっと見る