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つげ義春全集 1

つげ義春全集 1

つげ義春全集 1

作家
つげ義春
出版社
筑摩書房
発売日
1993-10-01
ISBN
9784480701619
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つげ義春全集 1 / 感想・レビュー

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みーなんきー

1956〜60年頃に世に発表された作品。著者は中学に通わず工員として働き、そのかたわら雑誌への投稿を繰り返していたらしい。時代や著者の生活を映し出すかのように、作品にも貧困に苦しむ男たちの悲喜交々が描かれている。そこで起こる殺人のアイデアがメインテーマとなっている。

2018/09/29

gtn

食うために量産が必要だった時代、タッチが荒いのは仕方がない。探偵漫画が多いのも時代だが、起承転結がはっきりした作品を生み出すのは辛かっただろう。その後、氏の作品が文学調になったのも、そんなところが理由かもしれない。

2020/12/19

itokake

つげ義春の貸本時代の作品集(1956-59年)。絵は手塚治虫風で、ストーリーは江戸川乱歩風。煙突掃除夫の悲劇を切り取った「おばけ煙突」が突出。現在とは違うちょっとした語彙(事故が起きたときに思わず出る言葉としての「やった」とか)、「詩うります」とたたずむ人が背景に書かれているのが味わい深い。巻末の佐野眞一氏の論考もいい。さすがノンフィクション作家、当時の関係者まで取材をし、『義男の青春』に登場する貸本マンガ大家のモデルを見つけた。上野の西郷さん銅像前で似顔絵かきをしていたという。会ってみたかったなあ。

2021/08/01

みーなんきー

つげ義春のミステリー集。つげ氏が有名である事、漫画界のある時代を作ってきたことは聞いていたが、初読み。一作一作読み応えがあったが最後の「四人の素人」は特に面白かった。どの作品も起承転結がきいていて、このままでもドラマになりそう。

2015/02/11

pintarou

初期作品。まあ、雑だなあ。

2023/07/17

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