KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

つげ義春全集 4

つげ義春全集 4

つげ義春全集 4

作家
つげ義春
出版社
筑摩書房
発売日
1993-12-01
ISBN
9784480701640
amazonで購入する

つげ義春全集 4 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

gtn

つげ作品の余韻が深い理由として、情景とセリフの切り取り方を挙げる。「海辺の叙景」を例にとると、糸の切れた釣魚。貰いタバコをする美しい女性。その女性が男性に泳ぎをリクエストする際の「こう行って、こう…」というセリフ。商業作品を否定するものでないが、正反対のつげ作品を発表する媒体が当時存在したことを幸運に思う。

2021/01/09

なななな

意図的に読後の余白をもたせた作品が多い。だから良い。すごく良い。

2022/12/28

えふのらん

つげ義春の人間不信や世界に対する絶望が最も反映された短編集。砂穴に落ちた男たちの人間不信を淡々と描く蟻地獄、世代を越えて受け継がれる女忍の殺意、めぐり合わせが生んだ怨念を描く運命など偶然に翻弄され殺意と共に朽ち果てていく人間たちがなんとも味わい深い。

2014/07/26

kentaro mori

この巻から一気に「始まった」感がある。 特に「沼」「チーコ」「海辺の叙景」が素晴らしい。 --- 「こうしてピッタリ閉めたれば だれも入ってこない」(沼)

2018/02/28

ひえーッ女にも鼻毛なんかあるの

2015/04/19

感想・レビューをもっと見る