深沢七郎集 第1巻 小説 1
深沢七郎集 第1巻 小説 1 / 感想・レビュー
渡邊利道
「白笑」 うすらわらい、と読む。年増が隣の家に嫁にくる、隣の家は金持ちで村のものはみなその派手な祝言に嫉妬しているが、主人公がむかしその年増の処女をいただいたことがある、というのが知れ渡り、村のものは喜んで噂話に興じ、けっきょく新郎にもばれて、結婚生活は破綻する。途中から主人公の男、新郎、年増、と視点が変わり、とくに年増の心の移ろいが実に見事に決っている。
2020/06/01
熊ぐらたん
「白笑」「南京小僧」「揺れる家」「楢山節考」「東北の神武たち」「かげろう囃子」
2021/02/20
boiga
風流夢譚だけ青空文庫で読んだけども、そりゃあ右翼の襲撃受けるわ。作品としての出来も単純に悪いし色々とひどい。
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