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黄金のしっぽ ― ムーミン・コミックス1巻

黄金のしっぽ ― ムーミン・コミックス1巻

黄金のしっぽ ― ムーミン・コミックス1巻

作家
トーベ・ヤンソン
ラルス・ヤンソン
Tove Jansson
Lars Jansson
冨原眞弓
出版社
筑摩書房
発売日
2000-07-10
ISBN
9784480770417
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黄金のしっぽ ― ムーミン・コミックス1巻 / 感想・レビュー

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ユメ

ムーミンのコミックを読むのは初めて。童話と比べてかなり辛辣な皮肉が効いていたり、キャラクターたちの性格も異なっていたりして、少々面食らう。だが、その違いもムーミンの世界の良さなのであり、これほど幾重にも楽しませてくれるのかと半ば感動すら覚えた。表題作「黄金のしっぽ」では、名声を求めて俗物化するムーミン一家の様子がシュールに描かれている。「ムーミンパパの灯台守」は、童話の『ムーミンパパ海へいく』とかなりベースが似ているが違う作品であり、比較してみるのが面白い。どちらのエンディングも小粋で、私は大好きだ。

2015/04/09

AKIKO-WILL

ムーミンのキャラクターは知ってましたが、アニメや漫画を見た事がなかったのでどうなんだろう?と読んでみたら、子供よりも大人向けでした。1冊に2つの話が収録されています。タイトルにもなっている「黄金のしっぽ」ムーミンのしっぽが剥げかけているを気にし、寝込むムーミン。それを見たお母さんが魔法のレシピで治そうと。それを飲んだムーミンのしっぽは、黄金色になり話題になる。有名になるムーミン。平凡だった日々が慌ただしくなり、人気者ムーミンは喜ぶのだが…スナフキンの浮世離れした感じがたまらないです。風刺的な話で為になる。

2016/06/15

ねむねむあくび♪

図書館の本。なかなか面白かったが、ウイットに富んでいて、大人向け。翻訳の言葉が堅くて、最後までゴツゴツとした違和感を抱えながらの読書となりました…( ・∇・)名言や良い台詞も魅力半減…。もっと滑らかさが欲しかったなぁ~。

2017/04/30

だまし売りNo

黄金のしっぽになったことでムーミンは有名人になり、社交界に参加する。ムーミン一家の生活が変わる。しかし、贅沢や飽食は幸せにならず、逆に生活が窮屈になる。最初から下らないと言うスナフキンは一貫性があり、清々しい。

2024/02/12

sofia

ムーミンのアニメは昔、見ていたが、あまり覚えていなかった。コミックスだからこんな内容なのか!子ども向けというより大人向け。荒唐無稽なことをやったりするけど、そこには風刺がきいている。

2021/09/09

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