プルースト全集 別巻
プルースト全集 別巻 / 感想・レビュー
kinka
テーマごとに主要な論考を収録、年譜が巻末に付く。個人的には思想関係についての論考が興味深い。…というか、それ以外、美術とか音楽とか心理学とか言語学とか構造分析とかに全く馴染みが無いせいなんだけど。プルーストって、どこからでも切り込んでいけて、何らかの答えを出せる作家なんだなあ。以下気になった論考についてメモ。 S・ベケット:登場人物の植物性、話者の知的な無意志性について。 E・レヴィナス:不在であること、コミュニケーションの挫折から生じるプルースト作品における他者性について。 続く→
2016/01/28
v&b
有名所のみ、修学旅行の寺参りの要領で(ジッド、ベンヤミン、コクトー、ベケット、レヴィナス、バタイユ、ブランショ、ドゥルーズ、バルトら)。なにしろ代表作未読ゆえ。抄訳でいいから読め、と和重も言ってたし読むか。平台に並ぶことで諸面子の特色が少し頭に入る。
2015/06/19
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