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吉本隆明〈未収録〉講演集第12巻 芸術言語論 (シリーズ・全集)

吉本隆明〈未収録〉講演集第12巻 芸術言語論 (シリーズ・全集)

吉本隆明〈未収録〉講演集第12巻 芸術言語論 (シリーズ・全集)

作家
吉本隆明
出版社
筑摩書房
発売日
2015-11-05
ISBN
9784480788122
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吉本隆明〈未収録〉講演集第12巻 芸術言語論 (シリーズ・全集) / 感想・レビュー

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amanon

大衆文学より純文学の方が優れているわけではない。純文学でも悪い物はダメという著者のはっきりした物言いが今更ながらに新鮮。また、著者が存命であったら、今日の文学を巡る状況をどう見るだろうか?ということが気になる。特に私小説が殆ど廃れ、純文学の中でもエンタメ的要素をを大いに含んだ小説が世に出る昨今にあって、純文学と大衆文学との違いは、その文体であったり、文章に滲み出る知性、あるいは作品が発表される媒体の違いでは?という言い方もできる。現在、現代文学を深く掘り下げて、包括的に語れる評論家がいないことを深く憂う。

2019/07/15

金北山の麓に生まれ育って

【脱線だが渋谷陽一を連想】体調不良の渋谷さんが元気なころ、現在のアーティストを、1980年代にスプリングスティーンを紹介したように熱く絶するけど聴くと?ダメじゃんとなる、時代を映しているかもしれないが絶対評価レベルで違い過ぎだ。同様に80年代は村上春樹とか吉本さんは評価し過ぎ「今を映しているから」どうなんだ?明治大正の名作と比べてなんだそれってと解っていても思ってしまう、特に現在・今の2024年に読むと。芸術言語論が伊豆で溺れてかなり時間がたった頃なのに充実ししっかりした話方なのに驚いたTVもあったらしい

2024/09/01

TOKUMOTO

解題を読んで、芸術言語論が、NHKで、2009年1月4日のETV特集「吉本隆明語る~沈黙から芸術まで~」として放送され、吉本さんは、身体をいとわず、斜め上を見ながら、右腕をやや上にあげ、熱心に話されていたことを、なつかしく思い出した。

2018/08/24

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