ミシェル・フーコー思考集成 5 1974-1975
ミシェル・フーコー思考集成 5 1974-1975 / 感想・レビュー
ラウリスタ~
75年に『監獄の誕生』を出すので、それに関わるテーマを話すように求められることが多い。インタビュー、討論形式。討論としての面白さはある。チョムスキーとの対談で幕を開けるのだが、時間の制約もあり、いまいち話がかみ合わない。対談を成功裏に終えることなんて可能なのか?そもそも対談って形式が可能なのか。たまにインタビュアーがアホ丸出しの質問を投げかけたり。それはともかく、そこそこ読みやすく、そこそこ興味深いので、フーコー入門として読む本として、悪くはなかったようには思う。
2012/06/30
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