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スケーターワルツ

スケーターワルツ

スケーターワルツ

作家
加賀乙彦
出版社
筑摩書房
発売日
1987-12-01
ISBN
9784480802736
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スケーターワルツ / 感想・レビュー

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みも

東日本選手権優勝➡拒食症➡精神疾患で入院➡全日本選手権優勝で復活➡自殺の示唆。世界選手権出場辞退から自殺へは突飛で飛躍があるものの、ひたむきにフィギアスケートに取り組む一方で、蠱惑的な魅力で男を翻弄する主人公の生き様には痛々しさがつきまとう。フィギアスケート界という、極めて特殊で限定的な世界で繰り広げられる愛憎。「対」を巧みに織り込む。一心不乱に目標に向かってきた女と、裕福な家庭に生まれながら何も見つけられず無為な日々を過ごす男。クラブの中で取り巻かれる女と、悪辣な嫌がらせを受けながらも孤高に屹立する女。

2018/01/17

しんしょ

摂食障害について詳しく書かれている本なのかと思ったが、フィギュアがメインであまり摂食障害については描かれていなかったのが期待外れだった。

2010/05/04

のちおちゃん

☆☆☆★

2007/03/23

konchan_hobby

#スケーターワルツ #加賀乙彦 過酷な減量の末に食欲不振症を発症した少女のお話。 体が軽くなる程に軽やかに飛び舞うことの喜びと、体重増加の恐ろしさがリアル。 不安定で繊細ながらも、強い芯のあるお話でした。 #読了

2022/12/09

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