風の詩集
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風の詩集 / 感想・レビュー
Kikuyo
風に関する詩ばかりを集めた本。「春の風」「風を見つめる」「夏の風」「風を聴く」「秋の風」「風を生きる」「冬の風」の章からなる。 風は見えないし存在自体が透明であるだけに意識されにくい。にもかかわらず、こんなにも表現の上で頻出する存在。だあれが風を見たでしょう?ぼくもあなたも見やしない。 風を作品に取り入れない詩人がいるだろうか。風は想像力の運び手となり、誰にとっても神秘の源となる、何とも不思議で魅惑的な題材。(宮沢賢治は、「風がおもてで呼んでいる」を収録してほしかった)風が好きな方におすすめ。
2017/02/24
吟遊
風をテーマに20世紀日本の詩人たちの詩を集めたアンソロジー。いろんなひとがいる!
2017/09/07
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