すべて世は事もなし
すべて世は事もなし / 感想・レビュー
みお
なべて世は事もなし、というフレーズが昔から何故か気に入っている。そんな訳で、この本を見つけた時、思わず手が伸びた。作者や作品について全く先入観を持たないで読んだのが、却って良かったと思う。短編集です。恐い話、不思議な話、泣ける話、と色々あるが、どれもアイロニーがたっぷりふりかけられていて、いつの間にか引き込まれた。何か面白いかも……?
2013/05/31
azur
妻が家を出て行く話が多い。つまんないのも多いが、表題作は良かった。最近よく新宿二丁目を通って帰宅するようになり、なんとなくこの作家のことを思い出したしだい。力の抜けたダメっぷりが心地よい。
2014/11/23
hiratax
(20061205)この頃、著者が死んでしまったので追悼として。
2006/12/05
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