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ロミオとインディアナ

ロミオとインディアナ

ロミオとインディアナ

作家
永瀬直矢
出版社
筑摩書房
発売日
2009-03-01
ISBN
9784480804198
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ロミオとインディアナ / 感想・レビュー

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mocha

陵墓の側に住む女子高生。そのブログにインディアナを名乗る妙なコメントが・・。軽快な青春ストーリーのBGMはインディー・ジョーンズのテーマ。大阪弁JK一人称の文章は、変則リズムで読む人を選ぶだろう。併録「ジェダイの福音」はインディアナ側からの物語。読み始めた日に当の古墳が世界遺産登録されて驚いた。著者はこの作品以降お見かけしないが、もしかしたらこれを機にこの本が注目されるかもしれない。古墳を荒らすというのはいただけないが、秘密のベールに包まれた彼の地を身近に感じることができる。〈再読〉

2019/07/08

さつき

古代天皇陵の隣りに住む女子高生、惠理。友達に囲まれて普通の生活を送っているけれど、隣りにある聖域が気になって仕方ない。惠理の視点から描いた表題作と共に、同じ出来事を彼岸から見た『ジェダイの福音』も収録されています。街中に異空間のように巨大な古墳のある光景は、確かに不思議だろうと思います。あちら側で起きた出来事は「何も起きなかったに等しい」ってすごく怖いです。

2019/10/01

Atsushi Mori

全然頭に入って来なくて途中で読むのをやめてしまった…。 ごめんなさい

2022/03/18

しんちゃん

部屋の窓から見えるのは隣の古墳。女子高生の真理はブログをやっていた。そこに書き込まれた古墳を発掘しているというコメントと、光の合図。その一方、そこに古墳があるからと、古墳に侵入した若き考古学の徒の大冒険。一言でいえば若さでしょうか。前半は危うさがありつつ、後半はわくわくの作品だった。でも古墳に侵入はダメ!

2009/05/04

なゆ

表題作は古墳の外、同録の『ジェダイの福音』は古墳の中での冒険譚。両方きっちり読まないと、面白くないかも。わりに唐突な展開やら妄想やらあるし、脳内のつぶやきそのまんまのブツ切りな文章とかで読みづらいけど、嫌いじゃない。むしろ勢い感じられるような。そう、古墳ってでっかいお墓。恵理が一体何をしようとしてたのか分かった時、おお~って感じだった。インディアナは憎めない感じだけど…それはやっちゃいけんやろ。違う意味でハラハラさせられた。なんだかんだで面白かった((*´∀`))ウキャキャ

2011/09/14

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