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怪獣の夏 はるかな星へ (単行本)

怪獣の夏 はるかな星へ (単行本)

怪獣の夏 はるかな星へ (単行本)

作家
小路幸也
出版社
筑摩書房
発売日
2015-06-25
ISBN
9784480804587
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怪獣の夏 はるかな星へ (単行本) / 感想・レビュー

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紫 綺

私もウルトラマン世代(ウルトラQから)。小路さんのウルトラマン愛に満ちた作品ではあるが、少々内容が浅い。日本にも今の中国のような公害の問題があったんだよな。公害問題と言えば、ゴジラVSヘドラを思い出すが、あの映像はショッキングだった。地球の自浄効果ってスゴい!

2015/09/16

Bugsy Malone

昭和45年夏、「彼」の力を借り怪獣に立ち向かった四人の少年少女達がいた。そして彼等を見守りながら目撃者となった一人の「大人」がいた。物語は「大人」の回想と少年の体験を交互に綴っていくその構成が堪らない。「ウルトラセブン」を元に「ウルトラマン」と「帰ってきたウルトラマン」を重ね「ティガ」をも嵌め込んだ様な設定、身震いする程の「彼」のセリフ、真っ直ぐな少年少女達、子供たちに未来を託すという想い、何よりも青く美しい地球。懐かしさと共に忘れてはいけない事を呼び起こさせてくれる物語、とても、とっても良かったです。

2018/01/29

りょうこ

まさにウルトラマンの世界観。ハヤトとか名前だけでもそれらしい。小路さんもだし..朱川さんもだけど..この辺りのなんとも言えない昭和感はうまいなぁ。自分が生まれる前だから知らないはずなのに、どことなく懐かしさを感じる。面白かった!

2015/11/27

けい

怪獣・・・。ダン?マット(これは続編の方か?)?ななろー?78?流れがすべてそちらへ、やはり。懐かしいウルトラセブンの世界(私の年齢では、リアルタイムに見ているのは、帰ってきたウルトラマンからだが)小路風に描き上げた特撮ヒーローの世界。所々本編に従った設定もなされ、懐かしさがこみ上げる。公害等の様々な問題もあったが、今日より明日を見れた時代。この時代のヒーローは、輝いて見えます。

2016/02/28

sin

ナナロー(ダン)、マット、ユリコ、アキコ、ハヤト、キリシマ、ウルトラを匂わすネームがこの物語の主人公たちだ!自分たち昭和の世代に突き刺さるノスタルジックな風景が甦るが、公害すら懐かしいとは歳は取りたくないものだ。差し挟まれる「怪獣の夏」ノートが物語を分断するきらいはあるが後半にかけて畳み掛けるような展開はあのウルトラマンやウルトラセブンへのオマージュなアレンジも含めて読ませる。共感するフレーズは、終わりある命は輝く!

2022/05/10

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