包帯クラブ ルック・アット・ミー! ――The Bandage Club Look At Me ! (単行本)
包帯クラブ ルック・アット・ミー! ――The Bandage Club Look At Me ! (単行本)
- 作家
- 出版社
- 筑摩書房
- 発売日
- 2022-03-14
- ISBN
- 9784480805072
包帯クラブ ルック・アット・ミー! ――The Bandage Club Look At Me ! (単行本) / 感想・レビュー
starbro
天童 荒太は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。包帯クラブの16年ぶりの続編、前作程のインパクトはありませんが、懐かしく、現在のウクライナ侵攻や生き辛い世の中を考えると、今読まれるべき作品かも知れません。ウクライナで包帯を巻いたら、世界中の在庫が一掃されるんではないでしょうか? The Bandage Club BandのLiveを是非聴いてみたい♪ https://www.chikumashobo.co.jp/special/bandage2/
2022/03/21
のぶ
自分は一作目の「包帯クラブ」の内容が気に入らなくて、続編が出ると知った時に、読むのをためらったが、16年ぶりだという事で本書を手に取った。大きなと言う程ではないが、それなりに響くものはあった。前作の終わりから物語が始まる。人が傷ついた場所に包帯を巻く活動は、無理解や反発などを受け、自粛を余儀なくされる。それでもこの運動を続ける高校生の仲間たち。自身にも傷を持ちながらこの行為が、世間から理解される日を待つ。今、クロアチアへの侵略が続く状況で、この運動はまんざら絵空事だとは思えなくなってきている。
2022/03/26
fwhd8325
映画にもなった「包帯クラブ」の新作。ずっと書棚に眠らせていてごめんなさい。天童さんのあふれんばかりの優しさを感じました。いつの時代だからと言うことでなく、人間として大切なものをしっかり守らなければいけない。そんな強いメッセージは永遠なのです。
2023/08/31
うっちー
包帯クラブは今まさに全世界に必要な活動だと思います
2022/04/03
紫 綺
「包帯クラブ」から16年を隔て、あの頃の少年少女たちは青年へと成長していた。時を重ねても信念は変わらず、身体にしろ心にしろ傷つく人びとに寄り添う。アオハルから遥か彼方にいる私にも、包帯を巻いて欲しい。
2022/05/25
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