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ぼやきと怒りのマリア: ある編集者への手紙

ぼやきと怒りのマリア: ある編集者への手紙

ぼやきと怒りのマリア: ある編集者への手紙

作家
森茉莉
小倉千加子
出版社
筑摩書房
発売日
1998-02-01
ISBN
9784480814159
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ぼやきと怒りのマリア: ある編集者への手紙 / 感想・レビュー

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魚京童!

こんなんどうすりゃいいねん。

2024/06/27

アルクシ・ガイ

ベッド脇の本棚から額を直撃。438ページのハードカバーは痛かった。森茉莉の怒りに直撃されたようだった。

kimumaki

死後に出版された編集者への手紙をまとめた一冊。当時の世相なんかも分かって面白い。しかし晩年近くの著者の元々の性格に加えて加齢による頑固さ?に編者が苦しめられたくだりを読むのはちと辛かった。迷惑をかけられた当の本人なので仕方が無いけど、愚痴にしか聞こえない上に欠席裁判のようだ。全集の1巻も借りてきたが、まだ森鴎外について書かれたエッセイしか読んでません。思ったより読みやすかったけど。

2006/07/31

ポポ

文豪森鴎外の娘で深窓の令嬢として育つが、2度の離婚、身内の裏切り、その後の没落、安アパートでの作家活動、そして孤独死…。聞けば哀れな、その実像はどんなものだったのか、興味をひかれいろいろな関連本を読んだが、本書ほど茉莉の息遣いが感じられる文献はない。茉莉の性格上の問題はさておき、とにかく、どっこい、茉莉は逞しく生きていた!という一言が一番相応しい。生きるために必死で文章を書き、経済的にしっかりと自立し、お嬢様がたいしたものだ。怒りやぼやきは許してあげたい。よくやったと、パッパも褒めてくれるだろう。

2018/11/08

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