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思い出のむこうへ

思い出のむこうへ

思い出のむこうへ

作家
小澤征良
出版社
筑摩書房
発売日
2003-12-05
ISBN
9784480814616
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思い出のむこうへ / 感想・レビュー

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ジュースの素

小澤征爾さんはボストン交響楽団の総監督を29年も務められたのに改めて驚いた。エッセイの内容がかなりダブっていたが小さい頃のお気に入りの風景がきらきらと描かれている。ボストンからウィーンに行かれ、そこで征良さんはあの有名なデビュタント・ボールと言う社交界デビューのダンスに参加されたそうだ。それも父親の指揮するウィンナワルツで。白いドレスで踊った事は一生の思い出だろう。

2017/08/02

うさこ

雑誌『音楽の友』に連載されていたエッセイ。小澤さんの他の作品とかぶるお話もありました。演出助手として働き、舞台裏から見た役者の様子が新鮮でした。父である小澤征爾さんは、かっこつけない、見栄を張らない。小学校の通学にも付き添う、果てまた上智大学の学食にまで来てしまう、本当おちゃめで、肩ひじ張らない様子がわかります。ただただ、ありのままに感動し、感謝しているところが良いです。

2014/09/01

はるお

文体がキラキラしていて、ちょっと、ちがう世界の人という感じ…

2015/06/06

日下青側

日常を鮮やかに切り取って、綴られた本。その鮮やかさに圧倒された。作中に登場する詩は私も大好きになった。

2012/08/08

のき子

『そら いろいろ』も『思い出のむこうへ』も日々の生活のなかの何気ない考えたことを書き綴ったらしいものだけど、やっぱり読んでいて安心させられた。たぶんこの人は、すごくちゃんとした生活をしてるんじゃないかなと思わされる。それは、規則正しい生活というのとは少し違って、一年に一回とかでもいいからとにかく、自分を動物として捉えることがあるとか、空てきれいだなーとぼんやりすることがあるとか、そういうこと。

2010/08/24

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