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女はこうしてつくられる

女はこうしてつくられる

女はこうしてつくられる

作家
甘糟りり子
出版社
筑摩書房
発売日
2005-04-01
ISBN
9784480814722
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女はこうしてつくられる / 感想・レビュー

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haruaki

ファッション、メイク、美容は勿論、言葉、人物、食事、車、あらゆる方向から、切れ味の良い爽快な言葉で女という文化を語る。お洒落で現代風な雰囲気を持つ文章の中で本質を突くような視点の鋭さと感性のセンスの良さにハッとする。人生はボレロのように単純の積み重ねで、似たり寄ったりで居心地の悪いもの、けれど引き込まれてしまうという感覚とか。蝉の声を聞くと梅酒を飲みたくなるように、舌ではなく耳で酒が飲みたくなるとか。女は女という制服を着て女として認知される。特権も息苦しさも抱えつつ女はやはり楽しいイキモノだと思う。

2017/04/30

Mina Nishimiya

都心部で生活するアーバン志向の女性エッセイストが書くライフスタイルエッセイ。感性の表現の仕方が江國香織に似ているなぁと思いながら読んでいたら、出没地域も似ていた。 米軍のコートに父親の思い出を重ね合わせたり、「タスカンは男そのものであるから、やはりタスカンは女のために存在しているのだと思う」という感性の瑞々しさを楽しんだ。

2014/04/01

ユカ

ほんとにこんな生活してる人がいるんだね… 私もちゃんとしよう。コンバースじゃない靴、はこう。

2014/08/31

sorriso

辛辣な意見が面白くて小気味良いと思って読み始めたけれど、たまに読む程度の方が楽しめるかも。まとめて読むと、ただの批判エッセイ集みたいに思えてきて少ししんどくなる。

2021/11/02

tomomi30917

図書館

2018/03/12

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