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いろんな気持ちが本当の気持ち

いろんな気持ちが本当の気持ち

いろんな気持ちが本当の気持ち

作家
長嶋有
出版社
筑摩書房
発売日
2005-07-26
ISBN
9784480814739
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いろんな気持ちが本当の気持ち / 感想・レビュー

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りつこ

タイトルが秀逸。確かにいろんな気持ちが書かれていて本当の気持ちなんだろうなと納得する。穂村弘を評した言葉が本当に的を得ていて、私も同じようなスピリットで生きていて、だから面白く思ったり「あるある!」って共感するのだな、と思った。自信なさげで案外確信を持っていてでもきほんてきには弱気なのがいい。

2013/02/19

MIHOLO

若林さんの本に出てきた人だ!と思ってパラパラと読んでみた。小説は未読。なんだろ、年代が近いせいか共感する部分もあったし、全くわからないとこもあり、それは私の読解力の無さなんだけど。でも、面白い文章なのに何故だかしんみりしてくるんだよね。「気持ちは多様なのに態度は一種類しか選べなかったりする。マーブル模様のように多様に入り混じる気持ちをすべて一時に表せるなんてそんな器用な人はいない」のこの文章が題名に集約されたんじゃないの?それ私見つけられたの?って悦に入ったりした。(笑)

2018/07/27

ふじ

面白かった!ニヤニヤしながら、なんだかこういう言葉を、考えを共有できることを幸せだなぁと思った。好きです。タイトルも素晴らしい。

2015/01/03

わっぱっぱ

初読作家さん。言葉を捉える感覚がいやに面白いな、と思ったら、著者紹介に俳人でもあると書かれていて納得。気負わず読めて、温もりがあって、かつ処処にパンチも効いたエッセイ。 言われてみれば、混じり気のない気持ちというのは中々ないもので、例えば一口に“好き”といってもその時々人それぞれに様々な成分を含んでいたりする。そういう機微をすくい取る感覚を、もっと磨いていけたらなと思う。 

2016/05/11

おさむ

笑えます。長島さんとは2才違いですが、笑いのツボが近いです。いつまでたっても、男は小学5年生(中学2年だとみうらじゅん)という趣のエッセイ集。ブルボン小林でなくてもこんなのも書くんですね。

2013/12/01

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