本の本: 書評集1994-2007
本の本: 書評集1994-2007 / 感想・レビュー
takaC
書評は「予習」より「復習」のために読んだほうがおもしろい。うん、オレもそう思う。
2016/11/10
マッピー
半年ほどかけて、毎日お風呂で少しずつ読みました。出版されてすぐに買ったのに放置していた、ずっしりと重たい単行本を持ってお風呂で読むのは、結構大変でした。”教養ってのは死んだ知識の量ではなく、自分との「地つづき感」をどのくらい感じられるか、にかかっている。”教養を身につけるために本を読んでいるわけではないけれど、点だった知識が読書によって線になり、自分と繋がった時の「うほっ」とするような快感。読書の醍醐味。”書評は「予習」より「復習」のために読んだほうが面白い。”全くもってその通り!
2020/10/19
アカツキ
1994年から2007年までの書評集。秋の読書標語とその年に売れた本の皮肉に笑う。印象に強く残ったのはイラク戦争の従軍記のボツと採用書評。なかなか読み比べできるものじゃないから面白かった。私はボツバージョンの方が好きだけど、書き直すことになったのもわかる。読みたい本のリストがかなり膨らんで大満足。
2021/10/20
燃えつきた棒
分厚い本とはいえ、思いもかけず時間がかかってしまったのは、文学青年崩れの僕にはあまり食指が動かない自然科学系やジェンダー関連本などが多かったせいか。とはいえ「六十年代生まれの作家十人」などは、安部、大江、高橋和巳以外は素通りして来てしまった日本文学の作家達への良い水先案内になった。お陰さまで収集の幅を拡げることが出来ました。
2014/05/06
ひこうきぐも
面白かったが本当に厚かった。GWと次の土日にひたすら読みまくり家族からバッシングされました。やはり作者の書評文は面白い。後半は問題意識に気付かされた。内容は昔だが今読んでも感じることが多い。
2013/05/15
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