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狸の夫婦

狸の夫婦

狸の夫婦

作家
南伸坊
出版社
筑摩書房
発売日
2008-06-01
ISBN
9784480814890
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狸の夫婦 / 感想・レビュー

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まど

南伸坊さんご夫妻の日常エッセイ。このご夫妻にかかると、道端の草や水遣りのホースや中年太りなど、どこの家にも転がっている日常のヒトコマが特別なエピソードになる。絶妙な組み合わせのご夫婦。

2010/07/12

えみさん13

再読。ああ、おもしろい。ツマ文子(さん)が素敵すぎて…!理想の、最高のご夫婦。ひとつだけお気に入りのエピソードを。~節分で捲いた豆。翌朝、まだ月がでているうちに起きだすと、隣家の瓦屋根なんかに点々と分布している。…双眼鏡をやりとりしながら「ハト、豆みたら狂喜するんじゃないかな」。…【「ハトこないかなぁ」と言っていたツマが、ツと立っていなくなったと思ったらダウンジャケットとコーヒーを持ってきた。「デカ長、どうですかホシは」】(「豆と月」より)

2013/06/19

くまごろー

「笑う茶碗」を読んで、奥様が楽しい方なんだろうと思っていましたが、どうやらそれだけでもないみたい。面白い・楽しい・知りたい、という南さん自身のアンテナがこんな楽しい文章になるんだと思いました。カンレキと繰り返されてありますが、きっとずーっと少年のようであり続けられる方なんだな。「笑う茶碗」でも感想書きましたが、そういうあり方が理想です。

2010/12/13

mick

『健康の味』を読んで他のエッセイも、と手に取った。面白いなあ。あとがきに、とるにたらないこと、くだらないことが楽しいのだと60年生きてわかった、とありなるほどと思った。「そういえば」と突然話し出す言葉づかいを幼い頃に家族から注意され、納得がいかなかったのだが、頭の中でだれかがそう言ったのだろう、という記述にそれだ、と気づいた。

2017/03/17

アム子

いいなぁ。いいご夫婦だ。こんなカンレキ夫婦になりたい!まずは旦那さんから探さないとだけどシンボーさん夫婦が理想の夫婦。

2013/02/08

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