秀吉はいつ知ったか: 山田風太郎エッセイ集成
秀吉はいつ知ったか: 山田風太郎エッセイ集成 / 感想・レビュー
星落秋風五丈原
著作で扱われた題材について触れている。光秀の話題が多い。
2013/04/26
SKH
1960~96年までの「歴史」に関するエッセイを選集。
2013/07/10
ダージリン
山田風太郎の小説は読んだことがないが、気になっている作家なのでまずはエッセイを読んでみることに。ちょっとニヒルな感じが良い。信長、秀吉、光秀の話も面白いが、個人的には「今昔はたご探訪」が良かった。長野の奈良井、福島の大内、が取り上げられている。大内はイザベラ・バードが泊まった場所でもあるらしい。ごく短い文章だが、旅に絡めて古い宿場町を描く筆致は味わいがある。
2020/02/29
さざなみ
エドの舞踏会が面白かったのと、本能寺の変にからむ題名なので読んでみた。はじめのうちは短いとりとめもないエッセイが続くが後半の歴史上の人物が扱われるとがぜん面白くなる。水戸の「天狗党」についてもっと詳しく知りたくなった。
2021/02/10
さりゅ
期待を裏切らない山風先生のエッセイでした。秀吉が本能寺変を知っていたかどうかに関しては、正否は藪の中でしょうけどさすがの説得力でした。歴史物、旅籠ものに鋭さもあれば、わが町雑記ではお茶目さも一杯でかなり楽しめました。
2012/11/02
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