素晴らしきテクの世界
素晴らしきテクの世界 / 感想・レビュー
カツ
初読み作家さん。こじゃれた言葉遊びはシャレが効いてて面白いが、どの章もなにがしかの本の紹介記事の様に思えた。結局「テク」がよく分からなかった。
2018/10/26
tetsu
★4 くだらないけど笑えます。いや、くだらないから笑えるのか。でもこのような本は決して無駄ではなく、日常に潤いというか脱力感を与えてくれます。 宮沢章夫、別役実、土屋賢二、穂村弘、清水義範。これからも面白い本を期待します。
2014/04/08
石橋
「牛への道」で衝撃をうけた宮沢調。全体的に受け身で、どうでもいい些細な視点が好きだったのだけれど、今回はちょっと前のめりにネタを求めすぎな感じ。面白いんだがなんとなくすらすら読めない。「牛への道」が完璧すぎるのだ。
2012/05/04
quemuri
「牛への道」以来に読んだ気がします。語り口が大真面目なのに大爆笑してしまう著者の文章と構成は特異なものですね。10頁の「世田谷」のせいで電車の中でツボってしまってたいへん恥ずかしい思いをしました。視点が面白いというか、通常私たちがスルーしがちなところにバンバンつっこんでいって「そういやそうだよなあ」と思わされることが多い。たとえば「身近に亡くなりそうな人がいたら読む本」という書籍に「なんだそのまがまがしいタイトルは」と驚愕する。確かにまことに縁起が悪い、というか気味が悪いというか。
2019/09/26
ヒツジ
宮沢さんのエッセイをいつも地味に待っている!まったくジャンル外の実用書などをなんとなく読むのが大好きなので、「テク」をキーワードに妄想を駆使して読み解く本書が愉快でたまらない。そして紹介されている1冊の「金魚の飼い方、育て方」(主婦の友社)は我が家にあるのであった。金魚テク満載だ。
2013/03/19
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