ハムステッドの路地を歩けば: 節約しながら優雅に過ごすロンドン (単行本)
ハムステッドの路地を歩けば: 節約しながら優雅に過ごすロンドン (単行本) / 感想・レビュー
ワッピー
これまであまり読んでこなかった著者。ロンドン郊外なのに目を疑うばかりに鄙びたエリアがある。自然も豊かで路地も多い街ハムステッドに居を構え、日々の生活の中で出合う人々との交流やオーナーカラーが見える個人商店での買い物、アフタヌーンティーの愉しみを満喫する生活には憧れます。大手資本と戦う地元の店、移民が営む食堂、英国一接客態度の悪い中華飯店、そしてハンガリアンカフェ「ルイス」のクロワッサン!さりげない街角の写真がすばらしい。いまだ果たせていない英国上陸の際には、ゆっくり滞在したいと心から願います。絶対行くぞ!
2023/10/28
えがお
英国通いが嵩じてハムステッドに居を構えられ「地元」となった著者のハムステッド案内。この人の突撃力、たぶん同じADHDなんだろうなと勝手に親近感と尊敬を持って拝見。同じ落ち着きないなら、突撃力に高めないとね。かっこいっす著者!
2016/11/17
りらりら
イギリス式の生活様式は日本も将来同じ様になると思う。例えば美術館や博物館が無料はうらやましいけど無料があたり前だと思う。散歩をし、アフタヌーンティを楽しむ静かな生活を送りたいものだ。
2019/04/11
うさぎ
読む時をしくじってしまったー。仕事でイライラしてるから現実逃避しようと読んだのだけど、行けないイライラが募ってきた。でも、ハムステッドを歩いてみたくなってしまった。
2016/01/19
Mari H
ロンドン・ハムステッドに居を構え、折りに触れ、小さな世界をのぞくうち、東京で仕事や雑事に追われ摩耗した心がゆっくりと丸みを帯びて作り直されていく。そうしてふつふつと私が本来目指していたものが湧きだしてくる。 それは従来、生きていることそのものが満足であり、喜びではないかと言う希望だ。 時に見知らぬ人とつながり、何かを生み出す楽しみ。国に振り回されず、寄りかからず、自分が維持できる世界で、家族や隣人、時には見知らぬ人とでさえ、豊かな居場所を作ってみる。(あとがきより)
2014/04/21
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