たましいのふたりごと (単行本)
たましいのふたりごと (単行本) / 感想・レビュー
❁かな❁
穂村弘さんと川上未映子さんの対談集!お2人共大好きなのですごく読むの楽しみにしていました♡お2人と編集部の方が選んだ78のキーワードを元に語り尽くす!お2人が仲良しなのは知っていましたが本当に親しいことがよくわかりました★ブレないお2人で未映子さんらしさ、ほむほむらしさを感じます!「喧嘩」「依存」等ホント対照的で面白かったです(笑)対談なのでエッセイとはまた違う感じですが「美容院」は、ほむほむのエッセイっぽくて思わず声を出して笑ってしまいました(´艸`*)川上未映子さんのあとがきがとても良かったです*
2016/02/24
かりさ
表紙のおふたりのほんわかな雰囲気に誘われてページを開いたら、穂村さんが面白くて笑うことしばしば。穏やかな穂村さんと、真っ直ぐで確固たる思考の未映子さんのお話は相反するようで、でもとても相性良く心地よく流れる時間を共有させてもらった感じ。たくさんのお題の中で新鮮な思いだったり、共感したり、んん?と思ってみたり。「銀色夏生」「万能細胞」「結婚」「スノードーム」「夜」など印象的。「未来」とそれに続く流れの中の穂村さんが可笑しくて和みました。もっといろんな事を意識して生きようと、未映子さんを見て強く思いましたわ。
2016/02/14
美登利
最近、大好きではまってるお二人。その対談本といったら読まずにはいられないよね。それぞれ言葉をテーマとして出し合い1つずつお互いに考えを述べてるのだけど、お二人を知る読者であれば、エッセイから感じられる雰囲気はそのまま対談に表れていて、穂村さん若干圧され気味です(笑) 普段でも家族同士のお付き合いもあり、年の差も結構ある2人ですが、噛み合ってるのか無いのか?面白い。穂村さんのゆったりと優しい声が伝わってくるようでした。イケイケに見られがちな未映子さんと木訥として不器用に見える穂村さん、秘めてる熱量は一緒。
2016/06/14
Ikutan
穂村さんのまえがきにあるように川上さんの真っ直ぐで深い思考に圧倒された感じ。お二人が挙げたこだわりの言葉各26個と編集部が挙げた26個の言葉をテーマにした対談。難しい言葉や表現が多く、何度かググりながら読み進めました。とにかく表現者として、言葉に対して常に真摯に対峙しているところが凄いですね。なるほどと思ったのは『おめかしとおしゃれ』や『願望と憧れ』の違い。穂村さんの『場数が増えると成功の重みも失敗の痛みも軽くなる』という言葉も印象的です。次々テーマが変わるので、もう少し深く掘り下げて読みたかったかも。
2016/02/08
夜長月🌙@新潮部
78個のお題があってふたりでおしゃべりしています。お二人は有名な作家と歌人(かつエッセイスト)ですが有名な作家だからといっておしゃべりが優れているとは一般的にはいえないでしょう。読んでみて言葉の使い方はもちろんですが発想が鋭い。「ルサンチマン」について、この世に女神が降臨した話が一番好きかも。
2024/02/28
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