世界マヌケ反乱の手引書: ふざけた場所の作り方 (単行本)
世界マヌケ反乱の手引書: ふざけた場所の作り方 (単行本) / 感想・レビュー
小鈴
ふざけた場所の作り方、読むとうっかりやってみたいと思うから気をつけなきゃ(笑)。真面目に語れば、資本主義への抵抗の仕方を革命からマヌケに変えてネットワークを拡げるところは左翼2.0(死語w)と言える。資本主義へのサボタージュ、それこそマヌケという抵抗。金持ちに搾取され、ブラック企業で魂の尻の毛まで抜かれたとしても、管理されてつまらない世の中だとしても、今すぐマヌケになって町へ出よう。マヌケ革命は自分革命だ。自分革命って三代目J Soul Brothersも歌ってたでしょ(笑)。
2016/11/07
阿部義彦
筑摩書房らしからぬ力の抜けた装丁です。寺山修司が「書を捨てよ町へ出よう」なら著者の松本哉なら所詮「ネットなどやめて集って馬鹿やろうぜ!」といった趣かな?お金をなるべく使わないで、秘密基地ごっこをやる為の具体的な指南が、詳しく事細かに書かれています。このバカセンターは世界にも勿論多数あり無限にある謎のスペースが、写真つきで紹介されてます。ビラ巻き等アナログ な方法が一番確実なのですね。具体的に不動産屋を味方につける方法(ゴミを片付けますよ)や警察に通報された時の対応(たまに出る後は無視)誰でも出来ます。
2016/09/24
れこやん
この作者さんは絶対やらないけど、本の前半の内容に特化して 店の開業記&ノウハウ本 として再編集したら内容の濃いそこそこ売れそうなビジネス本となる予感が、冒頭で ひとだかりを作ってみよう から始まり本の構成もしっかりしている、勉強はしないが地頭がいいタイプの人かも。ただ笑って読むもよし、何か面白いこと始めたい人にはヒントもある、部分的に多少非現実的な話もあるがそこはご愛嬌で。タイトルは立派だが詐欺のような自己啓発本が多い中この本はマヌケでも意外としっかりしてる。次回東京で泊まるなら高円寺に行ってみようかな。
2018/05/22
スプリント
はたからみるとマヌケで奇妙な場所ですが、関わっている人々は至って真面目という不思議な場所が紹介されています。 おいそれとマネができることではありませんが覗いてみたくなる場所ばかりです。
2016/10/09
あび
正直かなり敷居が高い。圧倒的なコミュ力や行動力が求められる。これを読んで実行できる人は素直に凄いと思う。
2018/01/01
感想・レビューをもっと見る