小さいコトが気になります (単行本)
小さいコトが気になります (単行本) / 感想・レビュー
馨
漫画とエッセイ。人生に重要なことではないけれど確認したくなるもの。映画のエンドロールや、片付け本、無印良品など共感するテーマも多かった。コンビニに行った時に等何てことのない確認作業って毎日無意識に結構しているものだなと思います。そんな些細な行動も人生をひっそり豊かにしているのかもしれません。
2019/12/04
mariya926
コンビニとか無印良品をチェックしてしまうのは、私もそうです。ついつい細かく商品をチェックしてしまいます。そして申し訳ないので、何かを買って出ます。本屋さんも時間さえあれば行ってチェックしています。不思議と本屋さんに行くと表紙を見て読みたくなる本がありますし、ランキングとか新作は必ずチェックします。桜は後どれくらい見れるかな?と思います。そして昔は本当に服が高かったです。今はファストファッションがあるからいいなと思います。この本を読んで少し気分転換になりました~。
2022/01/10
sayuri
人生にほぼ必要のない「確認」が40篇収録されたコミック&エッセイ。読みながらちょっとにやけてしまう。私も、モンブランは土台部分がタルト生地の物より、柔らかいスポンジタイプが好みなので100%確認してしまう。スーパーやコンビニのアイスクリームコーナーでハーゲンダッツの新作を確認するのも同じ。映画はエンドロールが終わるまで席を立たないし、毎年、自分の誕生日が何曜日なのか確認する。折り込みチラシに入っている住宅広告の間取りを見てイメージしたりする事も。どうでも良いんだけど、なんとなく気になる事って色々あるのだ。
2019/12/27
Ikutan
うんうん、あるねぇ。人生にほぼ必要のない確認。買う気もないのに、確認してしまうお店に商品。住む気もないのに確認してしまうチラシの間取り。そして、確認の必要のある送信前には確認せず、誤メールを送ってしまうくせに、確認しても意味のない以前送ったメールをついつい確認してしまう(笑)いつもながらミリさんのエッセイは、日々のあるあるが満載。あと、私も何かに心底ハマったことがないので、熱狂的ファンには憧れるなぁ。漫画やイラストを挟みつつ、ゆるーく読めるミリさん。ほっこりできてお正月にぴったり。
2020/01/04
キク
渋谷のスクランブル交差点でポールポジションを確保して、トップで渡り一時のスター気分を味わう。その時、外国人観光客のカメラには「いつも渡ってますよ」という感じで無表情で写り込み、彼らのカメラの中で世界中に自分が旅行に行くことを想像する。ミリさんは本当に日常を丁寧に楽しみながら生きるのが上手い。「チェッ、いっつも混んでんな、ここは」と心の中で悪態をつきながら渡っていた僕とは、人生の幸福度のメモリが2回り半くらい上にセットされてると思う。「観光客のカメラに映り込んで世界を旅する」って思える人に、本気でなりたい。
2023/05/07
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