女ともだち ――靜代に捧ぐ (単行本)
女ともだち ――靜代に捧ぐ (単行本) / 感想・レビュー
ばんだねいっぺい
早川さんのライブを見に行ったことを思い出した。しいこさん。素敵な人だったということがひしひしと伝わってくる。病床で「赤色のワンピース」、光景が浮かんでくるようだ。早川さんのエッセイは、何で、こんなに身に迫ってくるんだろうと思った。いろいろと考えて眠れない。
2020/09/22
青木 蓮友
まさか、早川さんが奥さまに先立たれるとは。あの当時早川さんと彼女の仲は公然の秘密となっていて、その影響か既婚男性らが何となく浮きたっており、23歳のわたしはおおいに迷惑した記憶が。奥さま、素敵。あまりにカッコよくて溜息が出てしまいました。こういう人生の先輩の最期のご様子、ご主人のお陰で知ることができて感謝。しかし、早川義夫という人はどうしてこんなに人の心を揺さぶるのでしょう。一糸まとわぬ魂、人肌の何かがこちらに迫ってくる。おふたりの見つめ合う写真に、思わず身をくねらせ呻きました。145ページ目です、是非。
2020/10/28
チェアー
だらしない男。どうしようもない男。それを面白がっている妻。 しかし、妻は本当にそれを面白がっていたのだろうか。 面白がらないと哀しいから、と思ったことはなかっただろうか。 それに気づかず、歌ってきた男。 最期、一緒に歌って、彼女の心は落ち着いたのだろうか。 そんな赤裸々な告白を聞いているようで、こちらがどぎまぎする。
2020/11/04
Roko
義夫さんは大学生の時にしい子(静代)さんと出会い結婚しました。義夫さんは結婚して間もなく、ミュージシャンをやめて本屋さんのおやじさんになりました。義夫さんのどんなわがままも、あっさりと認めてくれたしい子さんでした。しい子さんとの出会いから別れまでを書き綴ったこの本を読むと、しい子さんあっての義夫さんだったんだなぁって改めて気がつきました。#NetGalleyJP
2020/09/18
江藤 はるは
止まる胸の音に 高く高く響く 思い出がある
2020/09/23
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