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彗星交叉点 (単行本)

彗星交叉点 (単行本)

彗星交叉点 (単行本)

作家
穂村弘
出版社
筑摩書房
発売日
2023-03-03
ISBN
9784480815712
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彗星交叉点 (単行本) / 感想・レビュー

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佐島楓

買ってきたその日に一気に読んでしまった。この連載は相変わらずキレッキレで噴き出すこと二回。外出中に読めません。

2023/03/12

ひらちゃん

面白く読んでいたのに、期限切れでやむ無く返還。「名前の教え方」では名前の漢字をどう伝えるかでの絶妙なチョイス。私事だが名前の字の中で「和」を使う。以前は昭和の和と。昭和が終わっても暫く使っていたが、平成もだいぶ過ぎた頃から平和の和と変えてみた。今になってみると令和の和でもよしか。時代によっても気を使う。人に伝われば何でもいいのだけどね。些細な事でもクスッとするエッセイが楽しい。

2023/06/29

b☆h

種村さんと間違えられることが多いらしい穂村さんのエッセイ。褒められたとき、『心の奥に大事に大事に抱え込んで、時々取り出してはぺろぺろ舐めるのだ。』ここで舐めるという言葉をチョイスするセンスにニヤリとしてしまう。よく分からないけど、なんか分かる。そんなゆるい感じで読めるのが心地良い。私自身は名前の説明で困った経験はないけど、やり取りが楽しそうでちょっと羨ましい。でも人と会う仕事だと大変そうでもある。決まるまで数年かかったというタイトルも良い。

2023/12/21

olive

言葉を選ぶのって本当にむずかしいのに、穂村さんのエッセイを読むと簡単そうに思えちゃうんですよ。ほんわかしてるけど視点は鋭く、奥へ奥へと膨らませる上手さに、ずっーーーと読んでいられる。日常の何気ない出来事、人間観察力、においも温度も心地よくて好き♡私なら、聞き逃し、見逃してしまうような言葉を紡ぐうまさ。その紡ぎ方が良き。

2023/05/10

アオイトリ

あたりまえの風景なのに、ほむさんの周りには可笑しいことがいっぱい。目的にまっしぐらに生きてる私には見えないモノで溢れてる。今日は仕事をズルけて、ケーキ屋の陽だまりでゆっくり読書してみる。真面目そうな店員さんがごゆっくりと言ってくれる。「妹が目の前で眠っています。そばつゆに髪の毛を浸して」「きょうは、急遽、恩返しに行く為、ランチを休ませて頂きます」「じゃあ、今からお父さんの鬘、観にくる?」うふふ。楽しい。

2023/05/02

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