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脳と魂

脳と魂

脳と魂

作家
養老孟司
玄侑宗久
出版社
筑摩書房
発売日
2005-01-01
ISBN
9784480816412
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脳と魂 / 感想・レビュー

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さいたまのたぬき

人間と科学を突き詰めていくと 大抵のことは仏教の中ですでに触れられているのだそうだ。 つまり人間の考えていることなんて 大して変わっていないということが面白い。 今世の中のこうすればなやみがなくなるだのということは もう仏さまが考え切ったことの中にあるともいえ なんだか「孫悟空」の話を思い出してしまった。 共通して言えるのは言葉ではなく 身体の感覚を大事にしたいということ この二人の対談をよんでいると 世の中のことがほとんどばからしくなってしまう そんな危ない?一冊です。

2015/12/24

くみこ

解剖学者でベストセラー「バカの壁」の作者と、「中陰の花」で芥川賞を受賞した僧侶の対談です。社会で起こる問題を考えていくと全部お経に入ってる、日本語で抽象的な思考を突き詰めると、仏教に行き着くんだそうです。時に哲学的、テーマによっては科学や物理を語りながら、両者の意見が微妙に食い違ったり共振したり。養老先生がべらんめえ口調で(鎌倉のお生まれだけど)暴走気味になるのを、玄侑さんがなだめたりするのも可笑しかった。お二人の知性と博識とユーモアを堪能出来る一冊です。

2017/09/18

Book Lover Mr.Garakuta

人間をみつめ直す対談集

2019/10/06

しらたま

日本語で抽象思考をぎりぎりに詰めるとやっぱり仏教になる。うん、確かに。

2013/09/19

キクチ

これまた嬉しい組み合わせ。ラディカル坊主の玄侑さんと、解剖学者なのか、虫取っている人なのかたまに分からなくなる養老さんの対談は、想像通り、始終、仏教のおはなしです。まあたしかに生きるうえで大切なことの殆どは、仏教が教えてくれているように思います。

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