もったいない話です
もったいない話です / 感想・レビュー
kaizen@名古屋de朝活読書会
貧乏力 としてもよかったのかもしれない。 もったいない 世代ならではの随筆。 装丁は南伸坊。 中の挿絵は赤瀬川原平なのかも。
2013/04/17
朱音
「もったいない」をテーマにしたエッセイ。いつものものに比べてキレがないというかもうひとつ面白くなかったのは残念。赤瀬川さんは独自の視点というか切り口のエッセイが面白いのだけれど、「もったいない」がテーマだとわりと常識的にならざるを得ないのかも。
2010/10/06
スローリーダー
〈もったいない〉という思想は良い意味での貧乏性から生じる。その貧乏性の起源は貧乏であることにある。資本主義経済の中で生活水準が向上し、貧乏から抜け出るうちに〈もったいない〉の思想は薄れていく。著者は緩い文体で優しく語っているが、この本は実に含蓄のある文明論であり。猿と人間の思考の違いなどで、猿の立場にもなって語るところなど著者の真骨頂が伺える。
2023/07/27
しも
学生時代に何冊か読んだときはもっと面白い文章だった気がするので、少し期待外れだった。
2012/03/11
いたいけなべあ
赤瀬川さんの路上観察「考現学」の話が好きだった。で、久しぶりにエッセイを読んでみた。うむ。さすが老人力を備えたおしただけあるなぁ。同じ話を何度もしたり唐突に話題が転換したり…でも基本的には好きだよ、赤瀬川センセ。
2010/11/28
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