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証言その時々

証言その時々

証言その時々

作家
大岡昇平
出版社
筑摩書房
発売日
1987-07-01
ISBN
9784480822338
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証言その時々 / 感想・レビュー

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勝浩1958

「どんなに勇敢であっても兵士は死ぬ。それは取り返し得ないことである。将軍や参謀はめったに死なず、死ぬのは大抵名もなき兵士である。豊かな将来がむなしくされるのである。父母や兄弟、妻子への愛着を残して、死んで行ったのである。」これが戦争の真実だと大岡氏は訴えている。どのようなことがあっても、二度と戦争はしてはいけないのです。「日々の生活を保障してくれる企業に寄食している多くのサラリーマンがいる。いまだに中流意識を持ち、書を読み、酒を飲み、テレビで野球を見るのに満足している。かつて私もそんな人間だった。

2014/11/16

寛理

☆☆☆☆☆ 再読。大岡昇平入門に最適な本だと思う

2020/04/19

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