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ケストナーのほらふき男爵

ケストナーのほらふき男爵

ケストナーのほらふき男爵

作家
エーリヒ・ケストナー
ホルスト レムケ
Erich Kastner
Walter Trier
Horst Lemke
池内紀
泉 千穂子
出版社
筑摩書房
発売日
1993-02-01
ISBN
9784480831347
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ケストナーのほらふき男爵 / 感想・レビュー

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花乃雪音

『飛ぶ教室』『ふたりのロッテ』などを書いたケストナーが再話した「ほらふき男爵」「ドン・キホーテ」「シルダの町の人びと」「オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」「ガリバー旅行記」「長靴をはいた猫」から成る。「ガリバー旅行記」は小人国と大人国のみで構成されている、原作読了後に本書を読んだため孫のことを楽しそうに語るガリバーの姿には違和感を覚えた(原作では人嫌いになったため)。

2020/03/02

タムタム

【ほらふき男爵】小学生のころに読んだ懐かしい本。その頃は面白くて変わったお話。としか思わなかったけど、印象的で割と覚えていた。今読んでも、その、嘘ではなくほら話で、しかもこれだけの大ぼらをふけるミュンヒハウゼン男爵の想像力と、滑舌の良さには脱帽なのです。

2015/12/14

tomo6980

良識の人、ケストナーによる古典の再話。オイレンシュピーゲルの下ネタは全てカット。ガリバー旅行記からは後半2話をカット。このあたりに彼の信念が透けて見えて面白い。あ、下ネタがダメなのではなくて、面白くないのがダメ、なのね。なにしろ祭りで作っているシチューの中にウ○コを混ぜて、みたいなのばかりなのよ、あれ。「面白い嘘でなくてはダメ」って序文で言っているし。ガリバーにしても、今では後半2話、特にフウイヌム編の評価が高いけど、人間性に絶望して馬小屋で暮らすガリバーなど彼には認められなかったに違いない。

2018/04/03

Kate3

皮肉っぽい描写があっても、面白い話ばかりだった。

2013/07/06

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