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世界文学必勝法

世界文学必勝法

世界文学必勝法

作家
清水義範
出版社
筑摩書房
発売日
2008-07-01
ISBN
9784480839060
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世界文学必勝法 / 感想・レビュー

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Hideto-S@仮想書店 月舟書房

パロディ『世界文学全集』の著作を持つ作家・清水義範氏による海外文学の解説書。『古代』『中世から18世紀』『19世紀』『20世紀前半』『現代』と時系列に分類し、50の作品解説と50のブックリストの計100冊を紹介している。本書で紹介されている作品を読むコミュに参加しているので、全体像をつかむため手に取った。もっと堅い内容と予想していたが、全体的に緩~い印象。選者自身が「途中までしか読んでない」「よく分からない」「いつか読んでみたい」ものも入っている。古典だからと構えず、リラックスして楽しめば良いのだろうね。

2016/01/24

あうる

最古の文学作品「ギルガメシュ叙事詩」から始まり、社会主義時代チェコを描くクンデラ「存在の耐えられない軽さ」までを3~4ページで紹介。全部で50作品で、あとがきには『もう50冊読むとしたら』なんてリストのおまけも。清水さんの説明はあくまでも分かりやすく面白い。うまく説明出来ない部分を無理に文章にして書き出さない事で、かえって興味を促進させます。今迄敬遠していた世界文学がぐっと近い存在になりました。好きな本です。

2013/12/12

Ayumi Katayama

紹介されている本を全部読んだような気分(笑)。どれも読みたくなってくるのが不思議だ。

2017/07/01

ゆずぴ

難しい話をこんなに簡単に説明できちゃうなんて!と感心の一冊。しかもものすごく面白そう。映画解説する浜村淳みたいな。小難しい文章もすべて楽しく面白い本に早変わり。あとの50冊も同じようにやってほしい!入門書に最適で一緒にこの中の一冊を一緒にするといいような。読む前も読んだ後も楽しめるすごい本だなー。

2014/12/16

ZEPPELIN

紹介されている50作品のうち、作者名も作品名も知らないものがほとんどだった。作品を複数読んだことのあるのはシェイクスピアのみ。ロシアの作品なんて挑戦したことすらない。これでいいわけがない。清水さんの感想がまた上手く、読みたくなった作品もいくつかあるのだけれど、海外作品を読む時の一番の敵は翻訳者であるわけで、ここが難しい。とりあえず読んだフリを出来る作品も増えるし、海外作品に手を出すきっかけにもなるので、なかなかお得な一冊

2014/06/05

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