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ヒューモアとしての唯物論

ヒューモアとしての唯物論

ヒューモアとしての唯物論

作家
柄谷行人
出版社
筑摩書房
発売日
1993-08-01
ISBN
9784480842275
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ヒューモアとしての唯物論 / 感想・レビュー

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スノウウーマンいくよ

前に読んだ本です。もう一度再読してみたい内容でした。柳田國男についても記載があり、いつ読んでも飽きない良本です。

アレ

後半の儒学のくだりがとりわけすばらしかった。おもしろい。

2009/10/27

 

再読。「中野重治と転向」が面白い。冷戦の終結=ソ連の崩壊に際して改めてデリダが『マルクスの亡霊たち』を書かなければならなかったことパラレルの関係にあると言える。なし崩しに既成事実化してゆく「政治と文学」の「文学の勝利」や「資本主義の勝利」(=「歴史の終わり」)(フクヤマ)に対して「ちょっとの違い」というその「ちょっと」に拘泥し続けてゆくことに「可能性の中心」を見ようとした。東浩紀が「倫理的」と「存在論的」問題系の再浮上の「不可解さ」を指摘しているが、そのような歴史的(=政治的)であったと言える。

2023/01/08

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