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家族の痕跡: いちばん最後に残るもの

家族の痕跡: いちばん最後に残るもの

家族の痕跡: いちばん最後に残るもの

作家
斎藤環
出版社
筑摩書房
発売日
2006-01-01
ISBN
9784480842695
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家族の痕跡: いちばん最後に残るもの / 感想・レビュー

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柳水

とても勉強になりました。とくに親子関係、いわゆる虐待について「二者関係の病理」という説明が腑に落ちました。子を自分の一部もしくはもの扱いしてしまうことで閉鎖的な二者関係の中で自分を制御できなくなり虐待に至るという。子を別個の人間と認められれば、もしくは家族という社会環境に晒されていれば、などとタラレバばかりが頭に浮かびます。

2024/09/02

Kazuo

著者はひきこもりと精神分析に関して出版の多い医師。図らずも精神分析の問題点が炙りだされている。精神分析ではパラドクスに次ぐパラドクスで結論付けることができない。証明しない、あるいは、証明できないからだと思う。

2014/02/28

左近

ひきこもりはコミュニケーションの生活習慣病という指摘が一番ぐっときました。これについてもう少し考えてみたい。

2014/02/17

かんな

第1章 母親は「諸悪の根源」である。確かに。

2013/04/21

shino

「ニート」、「トラウマ」、「アダルトチルドレン」といった耳慣れてはいるけれど、実はあまり理解されていない現象を分析されています。 学者的な文章ではなく、社会問題と言われている現象の実際を「理解すること・されること」を中心に、独自の考えを展開させながら書かれているので、読んでいてとてもおもしろいです。

2012/04/05

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