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今、ここからすべての場所へ

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作家
茂木健一郎
出版社
筑摩書房
発売日
2009-02-05
ISBN
9784480842879
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今、ここからすべての場所へ / 感想・レビュー

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ハチ

美しいエッセイで、筆者の世界の捉え方に感銘を受ける。ベルリンの壁の上、ビッグバンの1秒前。今、ここから何処へでも行けるぞと、熱く語りかけてくる。

2020/01/03

ありんこ

今までの人生の過去の積み重ねを振り返ることで、その人にとって大事な「聖なるもの」が何かに気づき、またこれからを生きていくことができる。茂木さんの知識の広さ、深さ、表現力の素晴らしさにいつまでも浸っていたくなりました。

2011/02/27

qualia

読み応えのある記事をまとめた、心理的なボリュームのある本。

じゅんじい

「自分の魂の奥底にある『本当のこと』に出会うために、人は旅をしなければならないのだとしたら、そのような世界の様々との共犯関係は、いかに愉しい時を人生にもたらしてくれることであろう」この本では、茂木さんが世界の街で愉しくすごした時と、その偶有性から得る気づきをしばし、共有することができるかもしれません。

2016/07/03

あいくん

☆☆☆古代ギリシャには逍遙学派と呼ばれる人たちがいました。 歩くことは深い思考への効果的なものであることは昔も今も変わらないです。 街を歩いていて気づくことも茂木さんはよくあるそうです。モーツァルトの音楽の素晴らしさが取り上げられています。モーツァルトばかり聴く暮らしを二週間続けたら茂木さんは気分が高揚して精神が明晰になったそうです。嫌なことにも耐えられると思いました。夏目漱石の「即天去私」「非人情」も出てきます。漱石は、人と人との温かい交情を描きながら人間関係におぼれないという姿勢がありました。

2016/01/11

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