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路上観察学入門

路上観察学入門

路上観察学入門

作家
赤瀬川原平
出版社
筑摩書房
発売日
1986-06-01
ISBN
9784480853158
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路上観察学入門 / 感想・レビュー

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takaC

その頃は時代的にも路上観察にはうってつけだったんだろうとも考えられる。

2014/06/05

袖崎いたる

赤瀬川原平の仕事がよくわかっていないまま『超芸術トマソン』などの書名を知っていた私は、この本で彼のやりたいことの片鱗を窺い知る。なるほど、聖なる無用性か!ってね。それは車寅次郎が社会的には役に立たないけれど、その役に立たない一点に立って彼と関わる人々に癒しを授けるようなもの。路上観察とは、そうした「空地=聖地」を求めて、矯めつ眇めつに都市空間を渉猟するマイノリティの行いを指す。アウトサイド・アートに受けた衝撃にも似た異文化、もしくは既成の価値観をびっくりさせる無意味を提示するかのごときハビトゥスに、脱帽。

2021/03/22

カコ

考現学。面白い。これは面白い。「下らない」といわれそうなことでも、学問してみると面白い。この本の83ページで赤瀬川源平が「観察者が自分の絵で描いているのがおもしろいんで、これが機械化されると何もなくなる」と言っているのは、「面白さ」についての一つの至言だと思う。

2012/08/03

misato

散歩していると不思議な階段があったりする。

Hisashi Tokunaga

15年前以上読了。フジモリ氏がいなければ路上観察士の赤瀬川氏もいないな、ってくらいのコンビネーション。

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