コミュニケーション不全症候群
コミュニケーション不全症候群 / 感想・レビュー
いっちゃん
以前、TVのクイズ番組で拝見していた中島先生を思い出しました。早口でおしゃべりしているままのような 文章で、つい微笑ましい部分は微笑ましく、難解な個所は読み直して なんとか読めました。今、先生がご存命ならどのようなことを思われたでしょうか。当時よりも、もっともっとコミュニケーション不全が進んでいるのかしら。(この本が書かれた時は婦女子という言葉もなかったんですね)
2013/12/02
Red-sky
心理士さんに勧められて読了。1991年にすでにBL考察しててびっくり。専門家じゃないからまとまりはない感じはしたけどいわんとすることはわかる。もう一回しっかりと読み込みたいな。
2016/10/02
xtc1961ymo
1991年に出た本。岸田秀さんの唯幻論がよく例えに出てくる。モラトリアムとオタクをキーワードに、日本を精神分析している。当時の危機感が書かせた名著。
2014/12/25
通い猫
栗本薫がいくつか持っている別のお名前のうちで個人的に懐かしさを感じる名前で書かれた本。なぜ、こっちの名前なのかは読み進めるうちに納得したのですが、書くものによって名前を使い分けるのは、珍しいことではないと思います。 人間を人間たらしめているのはコミュニケーションで、それがただの人を苦しめたり喜びを生んだりするのだと1991年発行のこの本に書かれている。今には当てはめ辛い症例もあるけれど、根本的な部分は同じなのだろう。 JUNE的なものへの歴史やそれに取り憑かれる謎解きの参考になる。
2013/01/04
ホレイシア
高校生当時、えらく共感した覚えがある。時代が随分変わったから、今読んだら隔世の感ありだろうなー。
感想・レビューをもっと見る