最初のテロリスト カラコーゾフ ─ドストエフスキーに霊感を与えた男 (単行本)
最初のテロリスト カラコーゾフ ─ドストエフスキーに霊感を与えた男 (単行本) / 感想・レビュー
どら猫さとっち
この男の存在なしでは、ドストエフスキーの名作「罪と罰」も「カラマーゾフの兄弟」も生まれなかった。ロシア皇帝アレクサンドル2世の暗殺を企てたこの男は、カラコーゾフ。彼の生涯を追った、知られざる男の肖像。「罪と罰」のラスコーリニコフは、彼に影響を受けて描いたという。そして、「カラマーゾフの兄弟」のアリョーシャの未来にも、彼の人生が垣間見えるかもしれない。ドストエフスキーファンには垂涎の一冊となるはずだ。ちなみに訳者は、三島賞作家の宮内悠介。
2020/06/20
biwacovic
「近代のみこそが、テロリズムを実行可能にし、理解可能にした」・・・見事な論考。一気に読んだ。
2020/05/13
悸村成一
読了9冊め。図書館本。感想はまだ纏まらない。白色テロル。何にしても読んでいて嫌気が射してくる。
2021/03/27
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