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わがままな脳

わがままな脳

わがままな脳

作家
澤口俊之
出版社
筑摩書房
発売日
2000-03-01
ISBN
9784480860552
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わがままな脳 / 感想・レビュー

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raizou27

 脳科学の基礎的な知識を補ってくれます。教科書的な知識も必要なのを納得。幼児期、「臨界」があり、多くのニューロンが捨てられる。なんとダイナミックな設定なのだろう。著者は、哲学も宗教もその役割を終え、自我や存在の答えは脳の研究を通してもたらされるとのこと。むしろ、哲学の本当の始まりなのでは。第一印象では、脳の研究は、霊長類ヒトの研究に終始しているのでは。脳の可塑性は、驚くべきものがあり、脳の研究でも、たくさんの解釈が可能なのでは。人間の定義をあらためて問う、素晴らしい時代となりました。

2017/05/20

みうらふみか

ホンマでっか!?TVに出演されている澤口先生が好きで、読んでみた脳科学のエッセイ。文章に現れるユーモアがテレビで見る澤口先生のソレだなあ、と感じながら読む。内容はとても興味深い。人の存在に興味があれば、脳科学に関心が向くのも自然の成り行きかなと思いますよね。 右脳と左脳で異性の好みが違ったりするらしいですよ。面白いですね。わたしも右脳ではあの人のああいうところ、左脳ではそのひとのそういうところ、に惹かれてたりするのかな。

2016/02/03

वाराणसी

科学用語に完全にはついていけなかったのが前提で感想を書くと、まず思ったのは、あらゆる疾患&病気は、全て脳の信号から始まっているのではないか?と言う疑問、と言うか自分の中では勝手に結論付けてしまった。(それが事実かどうかは著者は言及していない。)脳が人間にとって大事なものということは子供の頃から一般常識として認識はしていたけど、論理的な説明を読んで、理解という形でわかった気がする。 とりあえず、久々に算盤を触ってみようと思って買ってみた。

2017/08/25

hideoku

脳や記憶といった脳科学に関する様々なことが勉強できた。難しいところもあるけれど、全体的に理解しやすいように書かれていると思う。

2010/11/12

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