ザ・フェミニズム
ザ・フェミニズム / 感想・レビュー
怜
わたしはフェミニストではない。婚姻制度に反対もしていない。だけども生きて行く上で、例えば、「女の子らしく」「男の子らしく」「まだ結婚しないの?」「子どもひとりではかわいそうよ」「お子さんはまだ?」縛りつける考えがわたしを苦しめる。それは、おかしい、と言うと逆におかしいのはそっちと言われる不条理。それらの呪縛から開放される世の中がいつかきて欲しいと強く望む。そのために女性学(男性学)があるのかな、そう感じた。図書館本だったけど、持っていたい本。
2014/10/30
hanako
こういう本は鮮度が大事だと思っているんですが、十年以上前に出版された本書が見事に今の若い女性を捉えていて、ちょっと唸りました。一方でフェミかじっているかな、と思っている私がフェミニズムの世界をちゃんと理解していない(二人の話についていけない)ということを恥ずかしく思いましたが、一人ひとり考えが違ってよいのなら、それが私とフェミの付き合い方なんだと開き直りました。それが広く認識されながら誤解される部分でもあるんでしょうね。それにしても親しいようで鋭く切り込む二人の口調に読んでてびびりまくってました。
2014/09/08
pom
色んな本を読んできたが、フェミニズムというのは一人一派!考え方が対立して当然だと初めて知った。後半のクィア理論の話はカタカナ多すぎ!!全然理解出来なかった。新専業主婦志向の女性は高給でステイタスがあり家事をしてくれる私にふさわしい相手が見つからず、ますます非婚化、少子化になるという…そんな知り合いいっぱい居るわ!女には適度に、不利な条件で働き続けて、かつ子どもも産んでほしいという社会に新専業主婦志向の女性が復讐をするって指摘が鋭い!
2014/07/16
RICK
対談形式と知らずにてにとりました。テンポの良い掛け合いは読んでいて楽しかったのですが、内容は私にまだ早かった。なーんにも知らずに生きて来たのかと言う恥ずかしさ。お二人の対談を覗きみるだけで精一杯
2014/01/18
もりえ
漫才のような対談で、楽しく読めました。「フェミニストにも色々いるのよ」とのこと。なるほど。フェミニズムの歴史(?)がちょっとわかった。勉強になった。私も、上野さんには共感するところが多かったけど、小倉さんは、どうかなあ。
2012/01/19
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