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格差と希望: 誰が損をしているか?

格差と希望: 誰が損をしているか?

格差と希望: 誰が損をしているか?

作家
大竹文雄
出版社
筑摩書房
発売日
2008-06-01
ISBN
9784480863836
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格差と希望: 誰が損をしているか? / 感想・レビュー

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nino3

2005年から二年間日本経済新聞に連載された時評をまとめたもの。副題の「誰が損をしているのか?」については景気悪化時に正社員への雇用機会を失った若年労働者でありその救済策としては教育に予算を投じるべきとある。景気が上向いてきた今こそリスク対策すべきという話を読むと、直後のリーマンショックを思う。BNPパリバのエコノミストの論の引用が多々あるのも皮肉だ。経済学は何の役に立つのか。経済学は現実社会で直面する問題の答えを出すのではないが選択肢の範囲を狭め望ましい選択肢を選ぶ能力が得られるという一文がその回答か。

2018/12/16

こうじ

格差社会に関する様々な根拠気迫っぽい論を切り捨てていくような本。日本経済新聞の連載を主としてまとめた本なので、あまり本の副題と内容は一致していない。2006年に書かれた内容が多いけど、8年経っても大して世の中は改善していないと思うな。

2016/10/03

プラス3

残念なことに、5年以上も前に書かれた内容が、今でもそのまま通用してしまいます。

2012/04/16

hwconsa1219

日経新聞などで04年から07年までに連載されたコラムなどを集めた本です。このため、懐かしいワード(小泉内閣とかライブドアとか村上ファンドとか)が出てきます。…とはいえ、内容的にはさほど今更感は無く、不安の時代には冷静に先を見据えて合理的な決定をする経済学的思考を身につけることが求められている、との言には現在にも非常にあてはまると思いました。

2012/02/05

近藤雄一朗

今読みたい内容ではなかった。 2割程度読んで終了。

2015/01/19

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