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手塚治虫と路地裏のマンガたち

手塚治虫と路地裏のマンガたち

手塚治虫と路地裏のマンガたち

作家
中野晴行
出版社
筑摩書房
発売日
1993-02-01
ISBN
9784480872135
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手塚治虫と路地裏のマンガたち / 感想・レビュー

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きいち

戦後大阪の玩具問屋街・松屋町に叢生した、書店流通ルートをとらない出版社たち。その版元側の人々や描き手たちへのインタビューを元に、「赤本」マンガで手塚治虫をデビューさせ、貸本ルートで劇画を生んだ、その創造の過程を明かすレポート。この本が93年に出たときには類書は殆どなく、本当によく調べてくれた!と感動したことを思い出す。今から考えると、よく間に合わせてくれたなあ。◇儲けどころを探す鼻、何がいいかを判断する自分の眼。日の丸文庫の山田社長をはじめとするオヤジたちが魅力的。ブルーオーシャン戦略そのものやもんねえ。

2014/04/29

古本サバイバー

大阪漫画の熱気と失速。この時代の漫画の流れを知るには最適とも言える本のひとつ。

2016/06/26

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