わがハリウッド年代記: チャップリン、フォードたちの素顔 (リュミエール叢書 20)
わがハリウッド年代記: チャップリン、フォードたちの素顔 (リュミエール叢書 20) / 感想・レビュー
印度 洋一郎
1920年代に子役としてハリウッド入りし、長じてアカデミー賞編集者となった著者のハリウッド回顧録。元々ハリウッドに住んでいたために小学校の登下校中に見たルドルフ・バレンティノの葬儀の狂乱に始まり、「街の灯」の撮影でのチャップリンとの邂逅、セシル・デミルやラウォール・ウォルシュといったハリウッド全盛期の監督達の現場、そして師と仰ぐジョン・フォードとの愛憎入り混じる関係など、興味深い内容ばかり。特に、戦時中にフォードの元でミッドウェイ海戦のドキュメンタリー製作に関わった経緯は後の編集者、監督への修行となった
2018/08/14
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