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くいしんぼう

くいしんぼう

くいしんぼう

作家
高橋みどり
出版社
筑摩書房
発売日
2006-08-24
ISBN
9784480877741
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くいしんぼう / 感想・レビュー

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野のこ

美味しいものを惹きつけるみどりさん、食いしん坊な友人との楽しい時間、居心地のよい空間、最高のお料理。“食べたいときに食べるという生活”なのに、何よりみどりさんのライフスタイルが魅力的でした。たくさんの朱色の実をつけた柿の木を見て「あ〜きの夕日に〜♪」と歌いたくなるところが素敵。幼稚園のときの好物が“ぬた”ってところは渋くてカッコイイ。干している梅干しのふくよかで少し酸っぱいにおい、寝起きの夢ごこちに香って来るなんて、うっとり。幸せなひとときがふわぁと感じる日常って憧れます。梅干し日より

2017/05/02

メイ&まー

みどりさんはじめ、彼女のまわりのお友達もまあくいしんぼうの鑑みたいなひとの多いこと。おいしいものに敏感ですな。クウネルでおなじみの面々がたくさん出ててにやにや。みどりさんの何が好きって、きちっとしすぎてなくておおらかで気持ちの良いところ。偶然の出会いも笑って受け止められる懐の深さがあっていいなあと思う。楽しい本でした。

2014/10/06

むつこ

食べるのが好き、下手だけど自分で作った料理も好き。写真もあったかい雰囲気で空気感まで伝わってくるようなエッセイ集。

2014/01/15

きりぱい

昔ブックオフに売ったのに、またブッオフで買ってしまった。なんというか本棚に並べたい欲が出て買ってしまったのだけれど、好きだからまた読んでやっぱりいい。ちょうど時期だから目に留まる土用干しの梅が柔らかでおいしそう。飲んで食べてはもちろんだけれど、気の合う仲間、味の合う仲間との時間がほんとに気楽で楽しそうだ。何だか茹だる肉の匂いまでしてくるなあ、と思ったら自分でもちょうど豚肉を茹でていたのだった。ま、それくらいイメージで食い意地が張ってくるというか。あ、これもう文庫になってるのかー、加筆とかされたのかなあ。

2014/06/11

きき

こんなにも美味しいもの・楽しい時間に出会えるのは、きっと高橋みどりさんが明るくて、素直な人柄の方だからなんだろうなあ、とほっこり。どのエピソードにも、お友達との賑やかな風景が描かれていて、読んでいるこちらも思わず楽しくなる。美味しいものを美味しいと共感できる人と食べれる、これってかなり幸せな事。お店の紹介も、ちょっと探してみてほしいところや、そっと楽しみたいところはあえて住所を書かない。そんなところにも茶目っ気と共にお店に対する愛を感じたり。何より自分を「くいしんぼう」という高橋さんが、とってもキュート!

2016/03/01

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